ハケンの品格

ハケンの品格
 普段、あまりテレビは見ない生活を送っているのですが、昨年末HDDレコーダーを買ったのをきっかけに、最近は少しずつ番組を見るように心がけています。そんなきっかけで、録画して見たのがこの『ハケンの品格』です。時間枠の変更に気づかず、最終回など一部録画が出来なかった回もありましたが、面白く見ることが出来ました。
 26個(以上?)の資格を持ち、時給3000円のスーパー派遣、篠原涼子さん演じる大前春子。現実には絶対にありえないキャラクターに、最初は戸惑いますが、慣れてくると「今度はどんなスーパーぶりを見せてくれるのだろう」と楽しみになります。ちょうど水戸黄門印籠を待つような感覚でした。東海林主任(大泉洋さん)とのケンカも見どころのひとつで、お互い筋が通っていて、共感できるところもあるだけに、考えさせられました。
 私は、派遣ではないし、身近にそういう人もいませんが、派遣社員だから、という理由で差別や偏見があるのはどうかと思います。「生き方」そのものは人それぞれの問題であり、どんな職業、形態であっても、本人が誇りや喜び、生き甲斐をもって仕事をしているか否かが大切な事なのではないでしょうか。手段(仕事)と目的(生きる)の関係ですよね。春子が森美幸(加藤あいさん)に「働くことは生きること」と言っていた場面が印象的でしたが、「働く」目的である「生きる」ことが充実していれば派遣という生き方も、評価されても良いと思います。
 働いても生活の苦しいワーキングプアという人々がいるかと思えば、働かずして生きて行けるニートもいる現代。「何のために働くのか」という明確な目的を見失うと、変化の激しい社会の波にさらわれてしまうかもしれません。さらに言えば、「生きる」ことそのものの目的も日頃から考えておくべきなのかもしれませんね。
 なにはともあれ、笑いあり、恋愛あり、問題提起ありのこのドラマは面白かったです。出演者も魅力的な人ばかりだったと思います。個人的には森ちゃんを演じる加藤あいさんが良かったです。男性では大泉洋さんでしょうか。また、役柄とはいえ、頼りないけれど「いい人」里中賢介を演じる小泉孝太郎さんの演技を、お父さんはどう評価するのかも、気になるところです。
 最後に、中島美嘉さんの主題歌は良かったです。
見えない星

(参考) 人気ドラマ「ハケンの品格」 20、30代女性の熱い支持 arewaさんのブログ 新門荘の若女将より 間口 広過さんのブログ(1) 間口 広過さんのブログ(2) news34 さんのブログ nightedgeさんのブログ 大内明日香@バーバラさんのブログ ハケンの品格を120%楽しむ派遣社員ですが何か? Boston7さんのブログ ハケンの品格 大泉洋 ハケン(派遣)の品格の一ツ木さんに注目中! ブラウンシュガーさんのブログ ぶーさんのブログ doukyonindayさんのブログ veryveryさんのブログ ひよりさんのブログ

Filed under: ★映画・テレビ など  タグ: , , , , , , , , , , , , , ,   charlie432 20:46  Comments (2)

ウェブ進化論(梅田望夫・著)/グーグル(佐々木俊尚・著)

web進化論 グーグル
 1年ほど前、知人に借りて読んで、今手元にないのですが……内容的に重なるところがあり、どちらの本にどの内容が書いてあったか、記憶が曖昧なので、2冊分まとめて感想を述べさせていただきます。
 どちらも入門書として分かりやすく書かれてあり、読んでよかった、と思いました。「“Web2.0”ってよく聞くけれど、それ何?」という人にはオススメですね。
 今までの常識が覆される時代になりつつあることを、従来のネット社会を古典物理学、これからのウェブ世界を量子力学に譬えられていましたが、確かにそうだなぁと納得です。現今の、技術分野の進化のスピードは驚くべき速さで進んでいますが、「日進月歩」ならぬ「秒進分歩」ですよね。
 しかし、素人の私にも分かるように書かれてあるので分かり易かったです。例えば、ネットの「あちら側」と「こちら側」という表現をつかっているのもその一つ。  先日、「ああ、PCがクラッシュしてしまったああああぁぁぁぁぁぁ~~~~っっっっ!」と叫び、それまでの通信データを失って悶絶していた人がいましたが、私はすでに「あちら側」の世界にデータを移行していたので、さほど心配はありません。HDDは専らバックアップ用として使用しています。最近では、無料オンラインストレージを調べてみると、その数の多さに驚かされます。これからはもっと増えるのでしょう。
 また、仕事で販売促進系の業務に少し携わっていますが、「ロングテール」についての記述も有難かったです。これこそ「古典物理学の知識では量子力学は扱えない」ごとく、既存の概念をひっくり返したパラダイムシフトとも言えるのではないでしょうか。
 他にも、今ではなじみ深くなりつつある「アドワーズ」「アドセンス」の仕組みも分かりやすく書かれています。
 全人類の叡智を共有し、整理しようとするグーグルとは如何なるものか、当時漠然と「検索してくれるところでしょ?」としか思っていなかったので興味深く読むことができました。個人情報云々がやかましく言われている昨今、グーグルにどれだけ信頼をおけるか疑問を持つ人もあるかと思いますが、こちらの情報をグーグルに提供すれば、しただけのものはサービスで返って来ることは体験的に頷けます。もしかしてすでにグーグル依存症かも……。グーグルが世界を制するのなら、グーグルをうまく使いこなしてしまうのが良いかと思います。
「危険」と背中合わせの「便利さ」をどう追求するか、その指針として、一読の価値はあると思います(すでによく知っている人には当たり前のことばかりかと思いますので、あくまでも入門編としてですが)。最終的には自己責任ですからね。



(参考) 【Web 2.0とは】 ワルオさんのブログ ゴルゴンさんのブログ 複雑系ネットワークの青い海で右脳的なカラオケ世界 hidewさんのブログ lush life* きまぐれトムさんのブログ

Filed under: う:梅田望夫  タグ: , , , , , , , , , , ,   charlie432 21:48  Comments (2)
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