SYMPHONY X ~ The Odyssey

The Odyssey
 6月のニューアルバムが待ち遠しい SYMPHONY X 。5枚目『V: The New Mythology Suite』は、非の打ち所がないと言いたい、素晴らしい作品だったと思います。ヴェルディモーツァルトレクイエムを違和感なく取り入れ、彼らの実力の程に恐れ入ったのですが、次なるこの『ODYSSEY』は、それに勝るとも劣らない名盤だと思います。『The Divine Wings Of Tragedy』を思わせる作風ではないでしょうか。
 まず、①「Inferno」これが文句なしにカッコイイ!です。出だしの YNGWIE 風のギターもさることながら、0:50頃から PANTERA 風のリフに移る展開にはゾクゾクします。よくもまあこんなリズム、メロディが思いつくのだ、と思わずにおれません。ギターソロ、キーボードソロも素晴らしく、1曲目を飾るのにふさわしい出来だと思います。(→ live at Montreal)  ②、③も同様ですが、続く④「Accolade Ⅱ」、これはもちろん『The Divine Wings Of Tragedy』の④「The Accolade」を元にしていますが、更なる美しさ、ドラマチックさを極めており、非常に素晴らしいです。
 そして、ハイライトはタイトル曲⑧「The Odyssey」。バンド名にふさわしい、シンフォニックな曲です。初めてDREM THEATER の「Six Degrees Of Inner Turbulence」聴いた時のような感動を覚えました。
 常にハイレベルな楽曲を提供する SYMPHONY X 、次なるアルバムは、期待を裏切る事はあっても失望する事はなかろう、と確信に近いものを感じます。
Accolade II

(参考) メロディック・ハード/メタルが好き~♪ Poser Patrol~HEAVY METAL MANIACS(爆笑) B.OUTが語る! THE ODYSSEY / SYMPHONY X オペラなジュークボックス Kota-rocK.com – ロックアーティスト「鼓太蝋」Official HP POWER METAL / MELODIC SPEED METAL ← 中ほど SYMPHONY Xについて語れ! 全発言 このCDを買え!

ウェブ進化論(梅田望夫・著)/グーグル(佐々木俊尚・著)

web進化論 グーグル
 1年ほど前、知人に借りて読んで、今手元にないのですが……内容的に重なるところがあり、どちらの本にどの内容が書いてあったか、記憶が曖昧なので、2冊分まとめて感想を述べさせていただきます。
 どちらも入門書として分かりやすく書かれてあり、読んでよかった、と思いました。「“Web2.0”ってよく聞くけれど、それ何?」という人にはオススメですね。
 今までの常識が覆される時代になりつつあることを、従来のネット社会を古典物理学、これからのウェブ世界を量子力学に譬えられていましたが、確かにそうだなぁと納得です。現今の、技術分野の進化のスピードは驚くべき速さで進んでいますが、「日進月歩」ならぬ「秒進分歩」ですよね。
 しかし、素人の私にも分かるように書かれてあるので分かり易かったです。例えば、ネットの「あちら側」と「こちら側」という表現をつかっているのもその一つ。  先日、「ああ、PCがクラッシュしてしまったああああぁぁぁぁぁぁ~~~~っっっっ!」と叫び、それまでの通信データを失って悶絶していた人がいましたが、私はすでに「あちら側」の世界にデータを移行していたので、さほど心配はありません。HDDは専らバックアップ用として使用しています。最近では、無料オンラインストレージを調べてみると、その数の多さに驚かされます。これからはもっと増えるのでしょう。
 また、仕事で販売促進系の業務に少し携わっていますが、「ロングテール」についての記述も有難かったです。これこそ「古典物理学の知識では量子力学は扱えない」ごとく、既存の概念をひっくり返したパラダイムシフトとも言えるのではないでしょうか。
 他にも、今ではなじみ深くなりつつある「アドワーズ」「アドセンス」の仕組みも分かりやすく書かれています。
 全人類の叡智を共有し、整理しようとするグーグルとは如何なるものか、当時漠然と「検索してくれるところでしょ?」としか思っていなかったので興味深く読むことができました。個人情報云々がやかましく言われている昨今、グーグルにどれだけ信頼をおけるか疑問を持つ人もあるかと思いますが、こちらの情報をグーグルに提供すれば、しただけのものはサービスで返って来ることは体験的に頷けます。もしかしてすでにグーグル依存症かも……。グーグルが世界を制するのなら、グーグルをうまく使いこなしてしまうのが良いかと思います。
「危険」と背中合わせの「便利さ」をどう追求するか、その指針として、一読の価値はあると思います(すでによく知っている人には当たり前のことばかりかと思いますので、あくまでも入門編としてですが)。最終的には自己責任ですからね。



(参考) 【Web 2.0とは】 ワルオさんのブログ ゴルゴンさんのブログ 複雑系ネットワークの青い海で右脳的なカラオケ世界 hidewさんのブログ lush life* きまぐれトムさんのブログ

Filed under: う:梅田望夫  タグ: , , , , , , , , , , ,   charlie432 21:48  Comments (2)

SYMPHONY X ~ Twilight In Olympus

Twilight in Olympus
 傑作との誉れ高い3rdアルバム『The Divine Wings of Tragedy』に続くアルバムだけに、この作品は少し地味なイメージがありますが、あくまでもそれは他の作品のインパクトが強いだけで、相当レヴェルの高いアルバムだと思います。①「Smoke And Mirrors」のイントロのスウィープに始まり、⑧「Lady of the Snow」の和音階フレーズで終わるまで、ヴァラエティに富み、集中力が途切れることなく一気に聴かせてくれます。聴けば聴くほどに味の出る、スルメタイプではないでしょうか。
 彼らの演奏能力は、DREAM THEATER に匹敵するほどで、特にラッセル・アレンのヴォーカルが素晴らしいと思いますが、今作では、キーボードの活躍にも注目したいところです。また、楽曲的には、ベートーヴェン「悲愴ソナタ」を③「Sonata」のような前奏曲的小曲にまとめ上げるところは、余裕すら感じじてしまいます。13分の⑤「Through the Looking Glass」は長さを感じない充実の完成度ですし、⑧「Lady of the Snow」はいかにも雪女をイメージした名曲だと思います。
 個人的には『The Divine Wings of Tragedy』と甲乙付け難い名盤だと思っています。これだけ才能のあるバンドは、武道館でライヴするくらいの知名度を獲得して欲しいものです。そのためには、やはりメンバーがダイエットするしかないのか……(笑)一部のファンだけで評価されるのはもったいない、恐るべし SYMPHONY X だと思います。

(参考) メタル馬鹿一代さんのブログ METALGATE このCDを買え! CD Review Symphony X Kota-rock.com Premium Platinum Show

Filed under: SYMPHONY X  タグ: , , , , , , , , , , ,   charlie432 12:42  Comments (9)
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