LIZZY BORDEN / Master of Disguise

 じ、実は、LIZZY BORDEN はこのアルバムしか聴いたことがなく、余り詳しくありません。殺人鬼リジー・ボーデンから名前を取り、KISS や W.A.S.P. などと同じように、派手なライヴパフォーマンスをするLAメタル……ぐらいしか知りません。でもLAメタル・アーティストの一覧に名前がないので違うかも、、、ネットで調べても、日本人で彼らのことを語っている人がなかなか見つからないのですが、あまり人気がないのでしょうか(>。<)
 1989年、ソロとしてリジー・ボーデンが発表した作品で、当時はバンドとしては分解状態でしたが、これがなかなか良い作品です。
……とは言うものの、そう気づいたのは最近のことです。
 確か、これは15年ほど前に中古CD屋で400円位で買いました。しかし、オーケストラのチューニング、指揮棒の音に続いて演奏される、キャッチーでシンフォニックな(1)「Master of Disguise」以外は印象に残らなかった、というのが正直なところでした。コンセプトアルバムということは、知らなくても聴けば何となく分かるので、どうしても QUEENSRCHE の「Operation:mindcrime」と比べていたのでしょうか。何回か聴いただけで「まあ、(1)は悪くないな」と思い込んでいました。
 ところがところが、
 最近久々に聴いてみたら、その感覚がウソのようで、「全曲名曲!!」と思えるから不思議なものです。古く良き80年代ハードロックに感動です。この哀愁!このメロディ!ギタープレイが熱いです!泣いてます!ヴォーカルも感情がこもっていて非常に良いです。ありふれた表現ですが「捨て曲なし」なのです6(゚o゚)9 以前、どうしてそんなに好きでなかったのか、分かりません。これは名盤かと思います。  途中、SEで日本語が聞こえてくるのも微笑ましいです。
 そんなこんなで、ここ数日はこのCDをくり返し聴く毎日なのですが、このアルバムの試聴用映像はこれと数曲しか見つからなかったのは少し淋しい感じがします。
Master of Disguise DVD Trailer

Links: LIZZY BORDEN TrueMetal.it このCDを買え!


Track List: 1. Master of Disguise 2. One False Move 3. Love Is a Crime → Video 4. Sins of the Flesh 5. Phantoms 6. Never Too Young 7. Be One of Us 8. Psychodrama → Video 9. Waiting in the Wings 10. Roll Over and Play Dead 11. Under the Rose 12. We Got the Power → Video

泣ける曲

 ふと、「泣ける曲」ってどんなのがあるかなあ、とTOP10を考えてみました。順位は“思いついた順”です。「他にもこんなのあるよ」というのがあれば、コメントにて教えてください[emoji:v-435]
【第1位】 マーラー / 交響曲第3番第6楽章 続き さらに続き


【第2位】 マーラー / 交響曲第5番第4楽章


【第3位】 W.A.S.P. / Hold On To My Heart


【第4位】 FRANCIS DUNNERY / Jackal In Your Mind


【第5位】 井上陽水 / 人生が二度あれば


【第6位】 バーバー / 弦楽のためのアダージョ


【第7位】 マスカーニ / カヴァレリア・ルスティカーナ 間奏曲


【第8位】 ラフマニノフ / 交響曲第2番第3楽章 続き


【第9位】 モーツァルト / レクイエムより「涙の日」


【第10位】 THIN LIZZY / Still in love with you

W.A.S.P. ~ The Crimson Idol

Crimson Idol
 コンセプトアルバムの傑作と聞くと、THE WHO「Tommy」QUEENSRYCHE「Operation:mindcrime」DREAM THEATER「Metropolis Part 2」DAVID BOWIE「Ziggy Stardast」あたりを思い浮かべる方も多いと思います。SAVATAGE も得意とするところですね。
 しかし この「The Crimson Idol」も、それらと何ら遜色ない、すばらしい作品だと思います。  同じメロディーが色々姿を変えて繰り返し出てくるところが、いかにもストーリーを如実に表しているようでプラスに作用していると思います。それに加え、ブラッキーの感情たっぷりのヴォーカルが、圧巻です。
I just wanna be the crimson idol of a million
の歌詞が、やがて
I don’t wanna be the crimson idol of a million
に変わるところは、このヴォーカルだからこそ説得力を持ち得るのではないでしょうか。
 ストーリーは、万人の脚光を浴びるロックスターにあこがれるジョナサンが、成功しつつもショウ・ビジネスの世界で翻弄され、最後、ステージ上でギターの弦で首をくくり、自殺してしまう、というものです。ありがちといえばありがちですが、ここに人生の真理が収まっているようで、色々考えさせられました。
 イギリスの劇作家・ノーベル文学賞受賞者、ジョージ・バーナード・ショウ といい、世界最高の偉人、釈尊(お釈迦様) と言っていますが、洋の東西を問わず、人間の苦悩の実相は変わらないようです。
 ところで、余談ですが、⑦「I Am One」冒頭のSEで、「Bonjour Paris!」の後で聞こえるのは「ボンジュール トーキョー!」なんでしょうか?


(参考) このCDを買え! ROCK名盤カタログ 愛すべき自然、そして人。

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