サティ ~ ピアノ作品集(パスカル・ロジェ)

 左のジャケットの絵はピカソでしたっけ?よく見る有名な作品だと思いますが、作品名が分かりません(><)。何となく『ゲルニカ』をメルヘンチックにした感じなのでピカソかと思いますが、違っていたら教えてくださいm(_ _)m。
(→tommyちゃんの調査により分かりました!)

 個性派アーティスト、サティピカソ、その交流は良く知られており、例えばジャン・コクトー台本のバレエ曲『パラード』は、舞台美術と衣装をピカソが手掛けています。それだけでなく、振付:レオニード・マシーン(出演も)、出演:ディアギレフロシア・バレエ団、音楽指揮:エルネスト・アンセルメという、その時代の傑出した才能がサティの周囲に集まっています。
 ドビュッシーの「もっとフォルム(様式)をもつべきだ」という忠告に対する答えが、
はじめかた そのつづき 1.ゆっくりと 2.軽快に 3.動物的に おまけ もうひとこと
と、前後に2曲ずつ付け加えて7曲からなる『梨の形をした3つの小品』だったり、などの奇妙なタイトルをつけたり、(ジョン・ケージの曲を除くと今のところ)世界一長い曲『ヴェクサシオン』など、奇抜な発想に「異端児」「変人」扱いされがちなサティですが、ここに収録されているピアノ曲は、一般受けする、有名曲、代表曲ばかりです。  特に、「ジムノペディ」は、色々なBGMやケータイの呼び出し音など、日常のいたるところで使われており、最も良く知られている曲ではないでしょうか。そういう意味で、『家具の音楽』を提唱した作曲者のコンセプトはこの曲にも当てはまるのかもしれません。
 現代では色々な楽器用に編曲されており、人気作曲家の一人と言えるでしょう。
ジムノペディ第1番 アンビエントな出だしと現代的なアレンジが、セカンドライフを思わせる映像とあいまって、幻想的です。
グノシェンヌ第1番 村治佳織さんのギターによる演奏。コスタリカの見慣れぬ生物の映像が、怪しげな曲調にピッタリでは?

Je te veux Yui & Keiko from Vanilla Mood


Links: むらぎものロココ 本日休演 本日休演 本日休演 孤高の作曲家エリック・サティについて 名曲スケッチ

Track List: (1) ジムノペディ第1番 →Video (2) ジムノペディ第2番 →Video (3) ジムノペディ第3番 →Video
(4) おまえが欲しい →Video
4つのしまりのない前奏曲 (5) I.内奥の声 (6) II.犬儒学派的牧歌 (7) III.犬の歌 (8) IV.友情をもって
(9) あやなす前奏曲
(10) 4番目の夜想曲
古い金貨と古い鎧 (11) I.金商人の家(13世紀のヴェニス) (12) II.鎧の踊り(ギリシャ時代) (13) III.蛮族サンブリ人の敗北(悪夢)
ひからびた胎児 (14) I.ナマコの胎児 (15) II.甲殻類の胎児 (16) III.柄眼類の胎児
(17) グノシェンヌ第1番 →Video (18) グノシェンヌ第2番 →Video (19) グノシェンヌ第3番 →Video (20) グノシェンヌ第4番 →Video (21) グノシェンヌ第5番 →Video (22) グノシェンヌ第6番 →Video
(23) 官僚的なソナチネ →Video
(24) ピカデリー →Video

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生徒諸君!

 今年から連続ドラマを見るようにしています。『ハケンの品格』の次に見たのがこの『生徒諸君!』です。原作は庄司陽子さんの『生徒諸君!教師編』ですが、そんなことも知らずに、内山理名さんが出るそうな、という感じで見始めました。結論から言うと、後半はかなり感動しましたが、最初の頃は重いテーマにあわない軽いノリのテンションについて行けず、戸惑いました。訴えたいメッセージは強く伝わってくるのですが、ストーリーの強引さと、内山さん演じる北城尚子の不自然なキャラクターに首を傾げてしまいました(ちなみに内山理名さんは好きです。演技ではなく人格設定が今ひとつ馴染めなかったのです)。善意に解釈すれば、あまりに暗いと視聴者が辛くなるから、という製作者の配慮なのでしょうか。しかし、現実は視聴率が伸び悩んでいたようで、一体どうなることかと思いながら見ていました。
 そんな中、生徒達の演技には非常に共感するところが多かったです。大人に対する不信がなぜ起きたのか、次第に明らかになるのですが、このようなことが大なり小なり現実に起きているのだろうなあ、と思うと何ともいえない気持ちになりました。そこを、北城尚子が持ち前の明るさ(と無謀さ)で子どもたちの心を開かせようと奮闘します。「今度の先生は今までと違う」と揺らいでゆく生徒達の心の葛藤が見どころだと思います。引きこもりを克服する白井直輝(若葉竜也さん)や、北城とのバスケの勝負を機に人間的に大きく成長する木下薫(岡田将生さん)など、生徒一人一人が輝いていたと思います。そして圧巻だったのは、樹村珠里亜役の堀北真希さんの演技力でした。「あんたなんて生まれてこなければ良かったのよ」と、伯母から、これ以上人を傷つける言葉はない罵りを浴びせられながら、母に「私のことを生んでくれて有難うね」と言うシーンは涙を禁じ得ませんでした。それまで特にファンというわけではありませんでしたが、今回最も印象に残ったのが堀北真希さんでした(あと岡田さん)。人間にとって、存在意義を奪われること以上に辛いことはないのだとよく分かりました。いわゆるトラウマよりも恐ろしい、苦悩の根元なのではないでしょうか。  最終回の、1対多のドッジボールの場面、そして「俺達にもう、あんたはいらない」の台詞が、第1話と重なる演出は、ありがちながらも、生徒の成長がうまく表現されていて良かったです。
 中学生といえば子供でもあり、同時に大人の一面も持った複雑な時期です。「子供だから」と思って油断していると、大人の欺瞞を鋭く見抜かれ、些細なことで信頼を失ってしまうことでしょう。接し方に気をつけねばと思います。明橋大二氏の『10代からの子育てハッピーアドバイス』から「子どもを非行や犯罪から最後に守るのは、ルールやしつけではなく、親から大切にしてもらったことから、自然と出てくる、「この親を裏切れない」という心です」という言葉を思い起こさずにおれませんでした。
 最後に、音楽ですが、YUI さんの「My Generation」が効果的に使われていたと思います。楽曲的にはヴォーカルよりもギターの方が好きですね。特にイントロ。
YUI My Generation / Understand
↑ あ、Understand はドラマとは関係ありません。


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